ナレッジベース
フォルダー、同期、送信
メールアプリにアドレスの何が表示されるか、アプリでの変更が OpenEmail にどう反映されるか、そしてアプリから送るメールのルール。
同期される内容
メールアプリには、サインインした 1 つのアドレスのメールが表示される。そのアドレスが受信した会話、そのアドレスから送信したもの、そしてその下書きである。ラベルはワークスペース全体に属するので、すべてのラベルがフォルダーとして表示される。
| メールアプリ側 | OpenEmail 側 |
|---|---|
| Inbox | 受信箱。受信したメッセージが、自分の返信を除いて表示される。 |
| Sent | Sent |
| Drafts | 下書き。アプリが保存した下書きは、OpenEmail でも下書きになる。 |
| Archive | Archive |
| Spam | Spam |
| Trash | ごみ箱 |
| その他のフォルダー | 同じ名前のラベル |
| フラグ付きのメッセージ | スター付き。スター付きは、アプリではフォルダーではなくフラグになる。 |
- 既読とスターの状態は双方向に同期される。
- アプリでフォルダーを作成、名前変更、削除すると、OpenEmail でもそのラベルがワークスペースの全員に対して作成、名前変更、削除される。作成にはラベルを管理する権限、名前変更や削除にはワークスペースの設定を変更する権限が必要である。Inbox、Sent、Drafts、Archive、Spam、Trash は名前の変更も削除もできない。
- フォルダーの役割を認識するアプリは、Sent、Drafts、Archive、Spam、Trash を自動的に使う。ほかのアプリが使う Sent Items、Deleted Items、Junk Email などの名前も、同じフォルダーに入る。
- IMAP IDLE で接続を開いたままにするアプリでは、新着メールは約 20 秒以内に表示される。ほかのアプリでは、次に確認したときに表示される。
- 別のアカウントからドラッグしたものなど、アプリがフォルダーに追加するメッセージのサイズは最大 25 MB である。
メッセージと会話
OpenEmail はラベルと既読状態を会話単位で管理するが、メールアプリは個々のメッセージを表示する。両者が交わるところでは、会話単位で決まる。
- 1 通のメッセージを移動または削除すると、その会話全体が移動または削除される。
- 1 通のメッセージを未読にすると会話全体が未読になり、会話内のすべてのメッセージが既読になると再び既読として扱われる。
- 1 通のメッセージにフラグを付けると会話にスターが付き、最後に残ったフラグ付きメッセージのフラグを外すとスターが外れる。
- OpenEmail で未読の会話は、アプリでは最新のメッセージが未読として表示され、スター付きの会話は最新のメッセージにフラグが付いて表示される。
- Inbox から削除すると、会話はアーカイブされる。Archive や Spam から削除すると Trash(OpenEmail では「ごみ箱」)に移り、Trash から削除すると完全に削除される。ラベルのフォルダーから削除するとそのラベルが外れ、Drafts から削除すると下書きが削除される。
- Sent や Drafts には何も移動できない。
フォルダー名
アプリによって、同じフォルダーでも名前が異なる。次の英語の名前はすべて右側のフォルダーにつながるので、Sent や Trash がアプリによって二重に作成されることはない。
| アプリが要求する名前 | OpenEmail のフォルダー |
|---|---|
| Sent Items, Sent Messages, Sent Mail | Sent |
| Deleted Items, Deleted Messages, Deleted, Bin | Trash |
| Junk, Junk Email, Junk E-mail, Bulk Mail | Spam |
| Draft | Drafts |
| Archives, All Mail | Archive |
- 名前にスラッシュを含むラベルは、Clients/Acme が Clients の中に表示されるように、別のフォルダーの中のフォルダーとして表示される。アプリで別のフォルダーの中に作成したフォルダーも、このようなラベルになる。
- 6 つの組み込みフォルダーのいずれかと同じ名前のラベルは、名前の後ろに括弧付きのコードが付いて表示され、両者が区別される。コードを外すには、OpenEmail でラベルの名前を変更する。
- すべてのフォルダーは最初から購読された状態なので、購読済みのフォルダーしか表示しないアプリにも新しいラベルが表示される。
送信
- アプリから送ったメールは、Web アプリから送ったメールと同じように OpenEmail から送信され、同じドメインのチェック、同じ配信停止リスト、同じ送信上限が適用される。コピーはそれが属する会話の中で「送信済み」に入る。アプリが自分でも Sent にコピーを保存した場合は、OpenEmail がそれを認識してコピーを 1 つだけ残す。
- From アドレスは、アプリがサインインしたアドレスでなければならない。別のアドレスとして送信するには、そのアドレスを独立したアカウントとしてアプリに追加する。
- 送信には、そのアドレスから送信する権限が必要である。読むことしか許可されていない人は、アプリで読むことはできるが、送信すると拒否される。
- 1 通のメッセージの宛先は最大 100 件、サイズは添付ファイルを含めて最大 25 MB である。
- ワークスペースの配信停止リストに載っている宛先は除外される。すべての宛先が載っている場合は何も送信されず、アプリにその理由が表示される。
- Bcc 行はメッセージが送り出される前に取り除かれるので、Bcc の宛先はほかの誰からも見えない。
接続とタイミング
- どの接続も最初のバイトから暗号化される。IMAP はポート 993、SMTP は 465、POP3 は 995 である。STARTTLS も暗号化されていないポートもない。
- 開いたままの接続では、約 5 分ごとに、パスワード、その接続を使っている人のアクセス権、プロトコルのスイッチが引き続き有効かどうかが確認される。そのため、パスワードの取り消し、ロールの変更、プロトコルのオフは約 5 分以内に反映され、新しいサインインはすぐに拒否される。
- 30 分間何も送信しない IMAP 接続は閉じられ、アプリが新しい接続を開く。送信するものがない SMTP 接続は 5 分後に、POP3 接続は 10 分後に閉じられる。
- IMAP、SMTP、POP3 が受け付けるのは、アプリで「通常のパスワード認証」や「パスワード」と呼ばれる、パスワードをそのまま使うサインインである。「セキュリティで保護されたパスワード認証 (SPA)」、CRAM-MD5、NTLM、Kerberos、OAuth には対応していない。
- 誤ったパスワードが入力されると、OpenEmail は少し待ってから応答する。何度も続くと、そのアドレスへのサインインと、あなたのネットワークからのサインインを最大 15 分間停止する。
POP3
- POP3 で一覧表示されるのは受信箱のメッセージだけである。「送信済み」も「下書き」もラベルも含まれない。
- POP3 でダウンロードしても OpenEmail では何も変わらないため、POP3 アプリで読んだメッセージも OpenEmail では未読のままである。
- ダウンロード後にサーバーからメールを削除するよう設定されたアプリでは、接続を切ったときに、それらの会話が OpenEmail でアーカイブされる。削除されるものはない。
- POP3 は、IMAP を使えないアプリにだけ使う。